こんにちは!看護師あさひです!
「今日も残業で全然帰れない…」「どうしたら早く帰れるんだろう?」と悩んでいる新人看護師は多いんじゃないでしょうか?看護師は仕事の性質上残業が多くなりがちです。今回は私が実践した残業対策についてお伝えします。
このブログはこんな人におすすめ
・残業が多くて帰りが遅い人
・効果的な残業対策について知りたい人
看護師の残業はなぜ多い?
看護師の残業には2種類あります。前残業と後残業です。
前残業について
業務開始前の情報収集や点滴や内服、処置の準備をしている時間です。私も最初は始業時間の1時間前には出勤していました。
この時間は勤務時間にはカウントされないし、無給です。それでも風習として当たり前になっています。むしろ早めに出勤しない看護師は白い目で見られることも…
毎日1時間前残業をすると週5勤務で1週間に5時間、1ヶ月で20時間も自分の時間を提供することになっちゃいます。なかなか過酷ですね。
後残業について
後残業では記録、緊急入院、急変対応、勉強会、会議などをします。
急変ならまだしも勉強会や会議をわざわざ時間外でやらなくちゃいけないのには納得いきませんよね。記録だって患者対応を優先にするのでどうしても後回しになりがちです。
私が実践した残業対策
新人の時は分からないことだらけです。処置をするにも記録をするにも確認が必要ですし、慣れていないからゆっくりです。さらに病院では慢性的な人手不足に加え、急変時はどうしても対応しなくてはなりません。残業につながる全ての問題を解決させることはできませんが、新人看護師でも個人でできる残業対策について説明します。
事前の準備をしておく
最初に検温へ行ったら、その時に清拭や処置の準備をしておきます。あらかじめ準備しておくことで不足する物品がないかを確認できます。いざ清拭をしようとして「あれがない!」となるとまた部屋を出ないといけないので、時間がかかります。時間のロスを減らすために準備はしっかりとしておきます。
記録を後回しにしない
バイタルサイン測定を行ったらその場ですぐに電子カルテに記録をしていきます。そのほかにも処置やイベントがあればすぐに記録をします。情報収集をしている時点で患者にどんなイベントがあるのか予測がつくので、先におおよその文章を下書き保存し、イベント時に追加訂正をして確定保存をします。職場のパソコンに仕様によりますが、基本文章を短縮ボタンに登録しておくと、記録の時間も減らすことができます。
スタッフ同士で声をかけあう
業務が多すぎたり、イベントが同時多発している場合は正直にリーダーに相談してください。一人で抱え込みすぎると、結局何も終わっていないということになりかねません。逆に自分に余裕がある時は、困っているスタッフがいないか声をかけてください。お互いに助け合うことで残業を短くすることができます。
部署異動を視野に入れる
急性期病棟では急変や緊急入院などの突発的なイベントが多くなりがちです。そのためどうしても残業する可能性が高くなります。集中治療室、外来、手術室、入退院支援室などの部署は残業が少なめです。私も外来へ異動になり、残業がかなり少なくなりました。可能であれば上司に異動を相談してみてもいいですね。
まとめ
今回の記事では看護師の残業対策についてお伝えしました。
- 事前の準備をしておく
- 記録を後回しにしない
- スタッフ同士で声をかけ合う
- 部署異動を視野に入れる
毎日の仕事を頑張るためにもオンオフの切り替えは必要です。定時帰宅でゆっくり体を休めて一緒に看護師を頑張りましょう!
読んでいただいてありがとうございました!